種類と形態
種類と形態について
永代供養墓の種類と形態について
一言で永代供養墓と呼びますが、その形態には様々なものがあります。
納骨堂のタイプにも色々なものがありますので、どういったタイプを希望するのかを生前に検討しておくことも必要となってくるでしょう。
永代供養の種類を大きく分類すると、3種類に分けることが出来ます。
まず一つは、単独墓タイプと呼ばれるものです。このタイプは通常のお墓のように墓石を建てることが大きな特徴です。
その墓石に納骨を行うため、単独で入るケース以外に夫婦で一緒に納骨することも可能となります。このタイプは墓石の管理が必要となります。
そのため、親族などが管理できない永代供養墓ですので、管理される期間が限定されています。
多くは33年や50年がその管理期間となっており、管理期間が終了すると共同の納骨堂などに改葬されることとなります。
そして、もう一つのタイプは共同墓と呼ばれる種類の納骨堂です。
こちらは大きな古墳型の合葬陵に遺骨を骨壺に入った状態で納骨します。
埋葬地には祈念碑などが建てられ、血縁関係に無い人たちが同じ合葬埋蔵施設に納骨されることとなります。さらに、もう一つのタイプとして、集合墓タイプと呼ばれるものがあります。
こちらのタイプでは、大きな納骨スペースの中に個人の納骨スペースが設けられており、そのスペースに納骨します。
単独墓タイプのように個々の墓石はありませんが、個人のスペースには石碑などがそれぞれに建てられるため、小さな墓がたくさん集まった形式の納骨堂だと考えて良いでしょう。
永代供養墓や集合墓などを選択する理由は様々だと思いますが、その中の一つに大勢の人が埋葬されている施設なら、親族などがいない人でもお参りに来る人が絶えないという魅力があります。
しかし、単独墓を活用する場合には合葬施設の納骨堂とは違い、墓地の一区画に墓石を設けることになります。
そのため、お参りに来る人が絶えてしまう可能性もありますので、その点はよく検討しておくと良いでしょう。
ただし、単独墓の場合には集合墓の納骨堂とは違い、夫婦二人きりでお墓に入ることが可能です。
そういった魅力も含めて、納骨堂や永代供養墓の種類を検討することをおすすめします。
特に、墓地のスペースが限られている都心部などでは、こういった永代供養墓や集合墓タイプが増えてきました。
色々なタイプを比較して、故人や自分自身に合ったものを選択しましょう。お墓のタイプによって、その料金も大きく変動します。
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